みずうみ


病院の看護師よりも責任は重い気がします。
でも、暮らしの中に寄り添う看護は心豊かになれますよ。

特別養護老人ホームうぐいす苑 主任吉岡 朱美 平成15年/入社

総合病院の看護師を経て、平成15年にみずうみにやってきた吉岡さん。
2人のお子さんを育てながら、現在は看護主任を務めています。
「ここでの看護は“医療”というよりは、やっぱり“介護”なんですよね」と語ります。
病院の患者さんは、治すことを目的に入院・通院してこられますが介護の現場には治療だけでなく、普段の“暮らし”があります。
利用者さんが病気と上手く付き合っていけるようサポートする看護。
それが自分に合うのか「このままずっと続けたいですね」と彼女は笑います。

病院と違うのは、そこに医師がいないということ。

介護現場での看護師の、もっとも大きな特徴は、病院のように、そこに医師が常駐していないケースが多いということです。そのため、看護師には利用者ひとりひとりの日々の健康管理と、体調の不良をいち早く見極める知識や経験が求められます。そのためには、日ごろからの利用者さんとのコミュニケーションを大切にし、利用者さんが気軽に体のことを相談できるような関係を構築し、弱音や不安もわがままも受け止められる看護が求められます。